小児科・アトピー性皮膚炎
小児科
小さいお子様をお連れして、問診票をご記入するのは大変だと思いますので、ご自宅で問診票が準備できるよう、下記リンクから問診票をダウンロードしていただけます。
※当院でご記入して頂くことも可能です
問診表のダウンロード
予防接種
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎(以下AD)はかゆみのある湿疹(しっしん)を特徴とする皮膚の病気で、良くなったり悪くなったりを繰り返します。遺伝的な体質に環境が影響して発症します。
早期にきちんと治すことで軽くなり、食物アレルギーも抑制できます。
まずは一緒に湿疹(しっしん)をしっかり治しましょう!!
アトピー性皮膚炎の治療方法
治療の中心は薬物療法です。
- 外用療法として
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- ①スキンケア
皮膚を清潔にして、刺激をさける工夫をし、保湿することにより皮膚のバリア機能を正常化していきます。 - ②ステロイド軟こうステロイド
ステロイド軟こうステロイドには炎症を抑える作用があります。副作用の心配のない、かつ充分な塗り方や減らし方を指導します。 - ③免疫抑制剤の軟こう
- ①スキンケア
- 内服薬として
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- ①抗アレルギー薬
- ②抗ヒスタミン薬
- ③漢方薬を併用することもあります
薬物療法以外にできること
この十数年でアレルギーに対する考え方はずいぶん変わりました。
例えば妊娠中のお母さんの食事制限や離乳食の開始を遅らせることはADの予防にならないと考えられるようになりました。また過剰な除去食はかえってアレルギーを治りにくくしてしまいます。出生前後の受動喫煙は赤ちゃんの湿疹(しっしん)の悪化に影響するので家族の禁煙は大切です。アレルギー科ではこのような環境整備や食事指導、かきこわしの予防などについても説明します。