交通事故治療
院長からのメッセージ
交通事故に遭われたこと、心よりお見舞い申し上げます。突然の事故で、多くの疑問や不安を抱えていることと思います。治療の手順や手続き、治療費などについて、お困りのこと多くあるかと存じます。
事故の直後は興奮状態で症状に気づかないことも多いですが、時間が経つと新たな痛みやしびれが現れることがあり、その影響が長く続く場合もあります。
当院では、交通事故に遭われた方が後遺症を残さずに最適な治療を受けられるよう、全力でサポートいたします。何かご不明点やご心配なことがございましたら、ぜひ当院のホームページをご覧いただき、お気軽にご相談ください。スタッフ一同、誠心誠意ご対応いたします。
院長 段秀和
当てはまる方はぜひ一度ご相談ください
- 事故にあってしまった
- 事故後から痛みやしびれが出てきた
- 今は大丈夫だが、念のため診察・検査を受けたい
- この後症状がでてこないか不安だ
交通事故治療で損しないための4つの大切なポイント!
自賠責保険の利用で窓口負担なしに!
交通事故の場合、被害者の過失割合によって状況は異なりますが、自賠責保険を利用すれば自己負担金なしで治療を受けることができます(なお、自賠責保険が適用されないケースについては後述します)。自賠責保険への加入は車を運転する全員に義務付けられているため、多くの被害者はこの保険が適用されます。
※社会保険が適用される場合には、窓口での自己負担が発生する場合がありますのでご留意ください。詳細に関しましては、事前に保険会社へお問い合わせいただくことをお勧めします。
『交通事故証明書』を警察署でもらいましょう!
加害者の自賠責保険を使用して医療費や慰謝料を受け取るには、「交通事故証明書」の 交付が必要です。当院に来院される方は、必ず警察署でこの証明書を取得してください。
整形外科に通院する旨を保険会社に伝えましょう!
交通事故による通院の治療費は、基本的に加害者側の保険会社の負担となります。自賠責保 険や任意保険を利用する場合は、保険会社に段医院に通院することを伝えてください。
※保険会社への連絡がないと、治療費が自己負担になってしまう可能性がありますので、ご注意ください。
症状の有無にかかわらず早めの受診・継続した通院を!
交通事故での損傷や体の不調は、早急な診断と適切な治療が極めて重要です。迅速な処置 を行うことで、症状の早期回復や慢性化を予防することができます。「診断書」や「後遺障害診 断書」の作成・発行は医師のみが行うことできます。ただし、事故から受診までの期間が長引くと、 事故との因果関係を証明するのが難しくなる場合や、初診までの時間が空いていたり、通院頻 度が低い場合、治療の意思がないと判断され、「診断書」や「後遺障害診断書」を作成・発行で きなくなることがありますので、ご注意ください。 ※ 交通事故直後には症状が出なくても、後に症状が現れることがありますが、上記の理由によ り「後遺障害診断書」が発行できない場合、後遺障害を前提とした慰謝料や損害賠償金を受 け取ることができない可能性があります。
整形外科で交通事故治療を受ける5つのメリット
医学的根拠に基づいた診療
当院では、整形外科専門の医師がレントゲン・エコー検査を通じて、骨や腱の状態を丁寧に調 べ、医学的根拠に基づく診療を提供しています。たとえ可能性が低くても、骨の損傷や重大な障 害を見逃さないために、検査を受けることが大切です。整骨院や接骨院では、施術を行うことが 主な業務であり、検査や診断が行えないため、整形外科専門医の検査・診断が必要です。
痛みの早期緩和
痛みは、単なる不快な症状にとどまらず、周囲の組織が緊張し血流が悪化することで、治癒の妨 げになることがあります。また、痛みを避けるために他の部位に負荷がかかり、症状が拡大するリス クもあります。当院では、強い痛みに対して効果的な薬物療法やブロック注射を組み合わせ、迅 速かつ適切に痛みを緩和する治療を提供しています。これにより、患者さまの痛みを早期に軽減 するよう全力を尽くしています。
理学療法士よるリハビリテーション
段医院のリハビリテーション科には、理学療法士の国家資格を持つ専門のスタッフが5名在籍し ています。理学療法士は、医師の指導の下で医学的根拠に基づいた運動器リハビリテーションを 行うことができます(リハビリは予約制です)。
予約の必要ない物理療法機器を用いた治療
段医院では、予約なしで利用できる首や腰の牽引器、電気治療機器などの物理療法機器を使 用した治療を受けることが可能です。リハビリに通う時間が限られている方でも、空いた時間に手 軽に治療を受けていただけます。
後遺障害認定に必要な「後遺障害診断書」の発行可能
当院では、定期的に診療を受けていただいた結果として、症状の改善が見られない場合、必要 に応じて『後遺障害診断書』を発行いたします。この診断書は、後遺症が残った際に、加害者や 保険会社との慰謝料交渉において、等級認定の申請に不可欠なものとなります。ただし、第三 者請求手続きが行われた場合には、当院での『後遺障害診断書』の発行はいたしかねますので、ご了承ください。
交通事故治療における整形外科の特徴
整形外科(医療機関)においては、医師がレントゲン、エコー、MRI等を使用して診断すること、医師よる専門的なリ ハビリや充実した物理療法機器で治療ができます。
対応項目 | 当院 |
---|---|
レントゲン・エコー | 〇 |
MRI | 〇 ※紹介させていただきます |
急性期疾患(骨折・捻挫など) | 〇 |
慢性期疾患(腰痛・膝痛など) | 〇 |
薬の処方 | 〇 |
ブロック注射 | 〇 |
リハビリの内容 | 医師の診断に基づく 理学療法士による専門的なリハビリ+電気治療(物理療法) |
後遺障害診断書 | 〇(医師のみ作成可) ※治療を行った後も症状が残った場合、後遺障害の申請が可能 |
事故から治療の流れ
STEP 1|警察への届出
交通事故に遭った場合、速やかに警察署に行き、事故の被害を届け出てください。その際に、自賠責 保険の請求に必要な「交通事故証明書」の発行を受けましょう。
STEP 2|加害者と保険会社の連絡先を取得し、保険会社に連絡
通常、自賠責保険の支払いは加害者の保険会社によって行われます(例外あり)。事故に遭った 際には、加害者とその保険会社の連絡先を必ず控え、保険会社に当院での治療を受ける旨を知ら せてください。
STEP 3|当院にご来院
ご来院の際は、受付で交通事故による受診である旨をお知らせください。この情報が受付時に伝 わっていない場合、手続きの関係で診察や治療の開始が遅れることがありますので、予めご了承 ください。
STEP 4|診察
身体に感じる痛みやしびれだけでなく、事故時の衝撃の大きさを確認するために、事故の詳細に ついて伺います。その後、必要な検査を実施し、整形外科の専門医である院長が診断を行いま す。治療方法については、わかりやすくご説明し、患者様と十分に話し合った上で治療方針を決 定してまいります。なお、MRIやCTなどの検査が必要と判断した場合は、他の医療機関での検 査をお願いすることもあります。
STEP 5|リハビリテーション
痛みや炎症の緩和を目的に、患者様の症状に応じた薬物療法を行います。また、当院では、症状の早期緩和を目指して、理学療法士によるマンツーマンのリハビリテーションを提供しております。リハビリは予約制ですので、予めご理解ください。お忙しい方には、予約不要の物理療法による治療も受けていただけます。完治を目指して、リハビリテーションを継続することをお勧めします。
よくある質問:Q&A
Q. 治療期間はどれくらいですか?
症状の程度によって異なりますが、多くの方は3か月から6か月の間に治療を終えています。後遺症が ある場合、治療に6か月から1年ほどかかることもあります。早期の回復を目指すためには、交通事故 後にできるだけ早く医療機関で治療を開始することが重要です。
Q. 他の病院に通院中ですが、当院での治療へ変更することは可能ですか。
可能です。すでに他院で通院されている場合でも、当院への通院に切り替えていただくことは可能で す。事前に保険会社へのご連絡をお願いいたします。
Q. 整骨院に通いながら、整形外科での診察を受けることは可能ですか?
可能ですが、当院医師による定期的な診察が必要です。
整骨院の併用をご希望の場合はあらかじめご相談ください。
Q. 通院で得られる保証にはどのようなものがありますか?
交通事故治療では被害者救済のため、保険による補償が用意されています。治療費、慰謝料、交 通費、休業損害などがありますが詳しくは保険会社にお尋ねください。